アルゼンチンのデフォルト債購入で外銀が投資家募る-関係者

アルゼンチンの外貨建て債の利払い が米裁判所命令で阻止されている問題で、外銀が訴訟の解決を目指し、 争点となっているデフォルト(債務不履行)債を買い取る投資家グルー プの組成に取り組んでいる。

外銀はヘッジファンドのエリオット・マネジメントなどが保有する デフォルト債を買い取る意向のある投資家を探している。バンカーから 打診を受けたアルゼンチンの資産家エドゥアルド・エウルネキアン氏が 明らかにした。

アルゼンチンに全額返済を命じた裁判所命令をエリオットは勝ち取 っているが、協議内容に詳しいバンカーは同社が額面1ドル当たり約80 -85セント相当の和解案を受け入れると推測した。

米シティグループなどの外銀が狙うのは、アルゼンチンによる利払 い再開と海外市場へのアクセス回復を支援するチャンスだ。同国債の価 値が高まれば、同国債の発行再開時の引き受け業務獲得につなげられる 可能性もある。

事情に詳しい関係者1人によると、シティのほかJPモルガン・チ ェースとHSBCホールディングス、ドイツ銀行もこの問題の解決を目 指して投資家と交渉中。ブルームバーグの集計データによると、これら の銀行は国際資本市場で今年発行された中南米債の引き受けで上位4 行。4行の広報担当はいずれもコメントを控えている。

同バンカーが匿名を条件に語ったところによると、交渉は流動的だ が、銀行側はデフォルト債購入の一部費用を賄う融資を提供する可能性 もある。

原題:Banks Said to Be Forming Argentine Disputed Debt Buyer Group (1)(抜粋)

--取材協力:Daniel Cancel、Camila Russo、Boris Korby.

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