独テレコム:4-6月は増益-米独でモバイル顧客増加

欧州最大の電話会社、ドイツテレコ ムの4-6月(第2四半期)決算では、ドイツと米国で携帯端末の顧客 が増加したことなどが寄与し、増益となった。

7日の発表資料によれば、1部項目を除いたEBITDA(利払 い・税金・減価償却・償却控除前利益)は前年同期比0.3%増の44 億3000万ユーロ(約6060億円)となった。ブルームバーグがまとめたア ナリスト12人の調整後EBITDAの予想平均は43億9000万ユーロだっ た。売上高は151億ユーロと市場予想の平均(152億ユーロ)を下回っ た。

値下がりにつながる競争激化に対応するため、ドイツテレコムのテ ィモテウス・ヘットゲス最高経営責任者(CEO)は、固定・移動通信 資産への投資により、欧州事業を再活性化させる方針を示している。し かし米スプリントが今週、ドイツテレコムの米子会社TモバイルUSの 買収協議を打ち切ったことから、ヘットゲスCEOの米国市場撤退計画 に誤算が生じた。

同CEOは発表資料で、「当社のこれまでの戦略は大胆でありなが ら慎重に投資を行い、まずは顧客増加を重視し、その後に売上高と利益 を増やすことに集中するというものだった」と述べた上で、「現在、そ の効果が表れ始めている」と説明した。

ドイツテレコムは通期業績見通しを据え置いた。4-6月期純利益 は34%増の7億1100万ユーロだった。

原題:Deutsche Telekom Profit Rises on Customer Gains in Germany, U.S.(抜粋)

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