武装警備員がジャガーから護衛-金価格回復で探鉱活発化

昨年、過去30年で最大の下落を示し た金相場が今年に入って回復していることから、探鉱が再び活発になっ ている。ブラジルでの探鉱に重点を置くオーストラリアの鉱山会社、ビ ーデル・リソーシズは肉食獣ジャガーに出くわすリスクにさらされなが ら探鉱を進めている。

ビーデルは今年、ブラジルのアマゾン熱帯雨林で探鉱業務に携わる チームを保護するため、武装した警備員を配備した。同チームが南米で ジャガーに遭遇したからだ。

ビーデルのマネジングディレクター、ピーター・ボーラー氏は業界 会合が開かれているウエスタンオーストラリア州カルグーリーでのイン タビューで、「株主らはこれまで探鉱や事業拡張せずにコストを削減す るよう求めていたが、付加価値が増す探鉱を望むようになってきてい る」と指摘。「当社の株主の約70%は、積極的に探鉱を進める方を選ん でいる」と語った。

金価格が昨年、年間ベースで28%下落したため、産金各社はコスト 削減を目指していたが、同会合に参加した南アフリカ共和国のゴール ド・フィールズや豪ノーザン・スター・リソーシズなどの企業は探鉱予 算を増やしている。英豪系リオ・ティント・グループのサム・ウォルシ ュ最高経営責任者(CEO)も7月に投資家の意欲が再び高まっている との見方を示していた。

豪エボリューション・マイニングの探鉱担当バイスプレジデント兼 地質調査責任者、ロリック・スミス氏は、「いずれ投資を再開しなけれ ばならない。困難な時期には投資の優先順位をどうするかを理解する必 要がある」と指摘。「埋蔵量の置き換えを進めなければビジネスが破綻 する戦略を選ぶことになる」と述べた。

原題:Gun-Toting Explorer Dodges Jaguars as Global Gold Hunt Revives(抜粋)

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