オバマ大統領のアフリカ投資計画、人権への配慮欠く-活動家

「アフリカは売り物ではない」。デ ィアンダ・イソモラさんは、米国の首都ワシントンにあるマンダリンオ リエンタルホテルの外でメガホンを持って訴えた。オバマ米大統領は、 米国がアフリカに330億ドル(約3兆3700億円)を投資する計画を表明 している。

米・アフリカ首脳会議の一環として開かれたビジネスフォーラムに は、ルワンダ大統領や赤道ギニア大統領らアフリカ40カ国以上の首脳が 出席。西アフリカのブルキナファソで拘束されていた人権活動家のイソ モラさんは、オバマ大統領は投資推進ではなく人権の協議に重点を置く べきだったと考えている。

このフォーラムでは、清涼飲料最大手の米コカ・コーラのムフタ ル・ケント最高経営責任者(CEO)や複合企業ゼネラル・エレクトリ ック(GE)のジェフリー・イメルトCEOらが技術や教育、インフラ について話し合った。

「彼らは人権ではなくカネについて話している。米国はアフリカの 人々に関心を向けることなく、分け前を得ようとしている」。ホテルの 外でデモに参加していたイソモラさんは5日、そう語った。同ホテルは 6日まで3日間開催された米・アフリカ首脳会議の会場の1つだった。 イソモラさんが身に着けていたTシャツには、「オバマ大統領、アフリ カの独裁者たちへの支援停止を」というスローガンが書かれていた。

米国は、アフリカでビジネスを獲得することを目指すGEやIBM などの企業を後押ししている。国際通貨基金(IMF)によれば、中間 所得者層と資源需要の増加を背景に、サハラ以南のアフリカは世界で2 番目に速いペースで成長を遂げる地域になると予想される。

原題:Obama’s Africa Business Push Shuns Human Rights, Activists Say(抜粋)

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