個別銘柄:スクエニHや富士フイルム高い、DeNAは急落

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684):前日 比7.8%高の2232円。4-9月営業損益予想を40億-70億円の黒字に上 方修正した。従来予想は20億円赤字-20億円黒字。家庭用ゲーム機向け ソフトウエアのリピート販売好調などが要因。クレディ・スイス証券で は、6月以降ネイティブアプリのモメンタムが再加速しており、据え置 かれた7-9月計画が上振れて再上方修正の可能性が高いと予想した。

富士フイルムホールディングス(4901):5.4%高の3089.5円。米 政府機関はエボラ出血熱の治療に同社のインフルエンザ用治験薬を利用 できるよう承認手続きを急いでいる。承認されれば、エボラ出血熱の感 染者治療で米当局が承認する初の医薬品の一つとなる見通し。

ディー・エヌ・エー(2432):7.1%安の1211円。4-6月営業利 益は前年同期比59%減の69億7500万円だった。国内ゲーム低迷が響い た。クレディ・スイス証券ではコイン消費は国内、海外とも悪化に歯止 めがかかっていないとして、ボトム利益の水準・タイミングがまだみえ ない、とした。

明治ホールディングス(2269):12%高の8340円。4-6月営業利 益は前年同期比14%増の107億円だった。主力の食品事業で菓子の販売 が好調だった。野村証券では、減収だったが収益性改善が大幅に進むな ど驚異的な決算だったと評価。投資判断の「買い」を継続し、目標株価 を7500円から9000円に引き上げた。

NTT(9432):3.9%高の6824円。NTTドコモによる自己株公 開買い付け(TOB)に対して、保有するドコモ株3000億円相当分につ いて応じると発表。SMBC日興証券の菊池悟アナリストは、NTTが ドコモ株売却益を今後の自社株買い原資に充当できることなどが好感さ れているのではないかと電話取材で話した。

サンデン(6444):10%高の620円。4-6月営業利益は前年同 期9.5倍の30億5300万円となった。流通システムを中心に新規の大型ビ ジネス受注し増収を確保、コスト削減や現地生産化・内製化等の体質改 革も寄与した。4-9月営業利益予想は25億円で、4-6月期ですでに 達成。

ゼンショーホールディングス(7550):6.9%安の926円。2015年3 月期純損益予想を従来の41億8000万円の黒字から、13億7000万円の赤字 へ下方修正した。牛丼チェーン「すき家」での一部営業休止と深夜1人 勤務体制解消に向けた経費増などが響く。年間配当予想も従来の16円か ら8円に引き下げ。

NOK(7240):12%高の2321円。4-6月営業利益は前年同期 比3.1倍の110億円だった。市場予想は80億円だった。三菱UFJモルガ ン・スタンレー証券では、シールと電子機器部品の主力両事業が同証予 想を大幅に上振れ、ポジティブサプライズとした。

三井不動産(8801):1.3%安の3268.5円。4-6月営業利益は前 年同期比28%増の339億円となった。分譲セグメントは投資家向け分譲 等が大きく伸び増収増益だった。ただ、ゴールドマン・サックス証券で は、仲介事業の利益が減少した点はややネガティブと指摘。オフィス市 況の回復などによるプラス影響を現株価はほぼ織り込み済みとした。

電気化学工業(4061):8.2%安の345円。7日午前11時発表の4- 6月営業利益は前年同期比45%減の28億9000万円だった。原燃料や電力 価格上昇に対して販売価格への転嫁が遅れたほか、定期修繕に伴う費用 や研究開発費も増加したことが要因。

コカ・コーラ イーストジャパン(2580):6.9%安の2607円。1- 6月営業損益は18億7300万円の赤字となった。前年同期は4億400万円 の黒字。SMBC日興証券では、減価償却費計上方法の変更影響を除い ても厳しい決算だとし、第3四半期以降の販売数量や製品構成には要注 意と指摘した。

大京(8840):5.6%安の201円。4-6月営業損益は29億2600万円 の赤字だった。前年同期は12億8300万円の黒字。マンション竣工戸数の 減少による売り上げ戸数減が影響した。

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