アルゼンチン債が上昇-債務協議の解決に期待感浮上

6日の金融市場ではアルゼンチン債 が上昇。2001年にデフォルト(債務不履行)に陥った同国債の保有者と の問題が解決するとの観測が広がった。

米裁判所の命令で5億3900万ドル(約550億円)の利払いが阻止さ れた2033年償還のドル建て債の価格は、ニューヨーク時間午後4時46分 (日本時間7日午前5時46分)現在、額面1ドル当たり2.4セント上昇 し86セント。この債券は05年と10年の債務再編で発行されたもので、デ フォルト債を保有するホールドアウト債権者に補償するまで利払いを米 裁判所に差し止められている。

アルゼンチン当局者とホールドアウトとの交渉は先週決裂し13年で 2度目のデフォルトに陥ったが、ロイター通信が情報源を明かさずに伝 えたところによると、外銀が来週にもデフォルト債をホールドアウト債 権者から買い取る方向で合意をまとめる可能性がある。これとは別に債 券保有者グループは、アルゼンチンとホールドアウト債権者との協議を 妨げた条項の権利放棄を目指している。

ブルティック・キャピタル・マーケッツの債券トレーダー、ホアキ ン・アルメイラ氏は電話インタビューで、「合意の必要性が非常に高ま っているため、前向きな内容のうわさが出てくれば、市場は飛びつく」 と指摘。「合意について全般に楽観論があった。交渉が進展していると いう話で相場が上昇した」と分析した。

銀行関係者が匿名を条件に語ったところによれば、JPモルガン・ チェースなどの外銀がホールドアウト債権者からデフォルト債を買い取 る交渉に参加した。こうした交渉は数回行き詰ったが、合意に近づいて いるとロイターは報道。ヘッジファンドのエリオット・マネジメントな どを含むホールドアウト債権者と外銀はこれまでのところ、デフォルト 債の価格で合意に至っていないという。

原題:Argentine Bonds Rally Amid Speculation Dispute Will Be Resolved(抜粋)

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