クラウレ氏、街頭の売り子からスプリントCEOに

ソフトバンク傘下の米携帯電話会 社スプリントの最高経営責任者(CEO)に就任する43歳のマルセロ・ クラウレ氏は、創業した携帯電話卸売会社を70億ドル(約7150億円)規 模の事業を展開する企業に育て上げた。同氏はその事業を生かして、自 身の愛するサッカーに投資し、マイアミのセレブ達の仲間入りを果たし た。

身長6フィート6インチ(約2メートル)で米国とボリビアの両方 の国籍を持つクラウレ氏は、ボリビアのサッカー連盟のゼネラルマネジ ャーに就いて3年後の1997年にブライトスターを創業。昨年、同社の株 式57%をソフトバンクに12億6000万ドルで売却することを決め、同氏の 純資産は10億ドルの大台に乗った。

クラウレ氏は3月にバルセロナでの講演で、10歳の時に母親の家の 外で衣類を売ったのが同氏にとって最初の事業だったと語った。同氏は 米マサチューセッツ州のベントレー大学在学中に航空会社のマイレージ を売買する企業を立ち上げた。

クラウレ氏は、07年12月以降スプリントを率いてきたダン・ヘッセ 氏の後任として、高速サービス提供の作業をやり遂げるとともに、米大 手競合3社への顧客流出に歯止めをかけることが求められる。

同氏はボリビアのサッカーチーム「ボリバル」のオーナー。サッカ ーのイングランド代表チーム元主将のデービッド・ベッカム氏とも親交 がある。

原題:Beckham Pal Claure Goes From Street Vendor to Sprint CEO Job (1)(抜粋)

--取材協力:Jing Cao.

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