21世紀フォックス:4-6月利益は予想上回る-映画など好調

ルパート・マードック氏率いる米メ ディア企業、21世紀フォックスの4-6月(第4四半期)利益はアナリ ストの予想を上回った。映画やケーブルテレビ(CATV)事業の利益 が伸びた。同社はこの前日、同業タイム・ワーナーへの750億ドル(約 7兆6600億円)の買収提案を取り下げた。

6日の発表資料によると、エンターテインメント事業の項目を除い た利益は1株当たり42セントと、前年同期の31セントから増加。アナリ スト18人の予想平均は39セントだった。売上高は17%増の84億2000万ド ルで、アナリスト予想の80億ドルを上回った。

ケーブルテレビ(CATV)広告を取り巻く状況が厳しくなってい る上に、人気が低下しているテレビ番組「アメリカン・アイドル」に続 く新たなヒット作を生み出すのにフォックス・ブロードキャスティング は苦戦しているが、映画「X-MEN:フューチャー&パスト」や「リ オ2(原題)」の興行収入やケーブルテレビ(CATV)局YESネッ トワークの株式取得が業績に寄与した。米タイム・ワーナーへの買収提 案を撤回したフォックスの経営陣は、投資家のリターンを押し上げ2016 年度までにキャッシュフローを90億ドルにする目標を達成するため、こ うした事業に頼らざるを得ない見通しだ。

減価償却・償却控除前の営業利益は19%増の17億7000万ドルだっ た。

決算発表を受け、フォックスの株価は時間外取引で1.9%高の32.95 ドル。タイム・ワーナーへの買収提案取り下げを受け、クラスA株は通 常取引で3.3%高の32.33ドルだった。

原題:Fox Earnings Beat Estimates With Film, Cable Units Spurring Gain(抜粋)

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