プーチン大統領:ロシア制裁国に報復措置、食料輸入を制限へ

ロシアのプーチン大統領はウクライ ナをめぐる米国などの対ロシア制裁の報復措置として、食料輸入を制限 するよう命じた。

ロシア大統領府ウェブサイトに掲載された声明によると、対ロシア 制裁を発動した国およびその支持国からの食料品と農産物の輸入を禁止 もしくは制限する。ロシア政府が現在、規制対象のリストを作成してい る。

米国最大の農業従事者団体、米農業連合会(AFBF)の公共政策 ディレクター、デール・ムーア氏は「米国の農業従事者や牧場経営者に とっては、ロシアが禁止措置を発表しなかった場合の方が驚きだろう」 と発言。「ロシアは大した理由ではないと思われるのにしばしばこうし た措置を発表してきたが、今度は制裁への対処を迫られている。これは ロシアの典型的な反応だ」と指摘した。

米農務省によれば、昨年の米国のロシアへの食料品輸出は16億ドル (約1630億円)と、ロシアの輸入全体の4%に相当する。

インスティチュート・オブ・アグラリアン・マーケティングのディ レクター、エレナ・チューリナ氏(モスクワ在勤)は電話インタビュー で、「この決定は見掛けほど重要ではない」と述べ、「食料品の多くは 中南米や中近東、アジアから輸入されている。われわれはリンゴを食べ るのを減らし、バナナやオレンジ、キウイを増やすことになるだろう」 と語った。

原題:Putin Retaliates Against Sanctions With Food-Import Limits (2)(抜粋)

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