イタリア:4-6月GDP、前期比0.2%減-リセッション入り

イタリアの国内総生産(GDP)は 4-6月(第2四半期)に予想に反して前期比で減少した。同国経済は 2四半期連続で縮小し、リセッション(景気後退)に陥った。

イタリア国家統計局(ISTAT)が6日発表した4-6月GDP 速報値は前期比0.2%減。ブルームバーグがまとめたエコノミスト22人 の予想中央値は0.1%増だった。前年同期比では0.3%減少。1-3月 (第1四半期)のGDPは前期比0.1%減少、前年同期比では0.4%減少 した。

若年層の失業率が40%を超え政府債務が約2兆ユーロ(約273兆 円)に上るイタリアのレンツィ首相には、景気の速やかな好転を求める 圧力がかかっている。予想に反するマイナス成長は、今年の財政赤字を 対GDP比で2.6%に圧縮し債務削減も開始するという政府計画を損ね る恐れがある。

レンツィ首相はこれまでに、今年のGDP成長率が財務省想定 の0.8%には恐らく届かないとの認識を示しており、債務削減計画も失 望させられる結果に終わりそうだと、テネオ・インテリジェンス(ロン ドン)のマネジングディレクター、ウォルファンゴ・ピッコリ氏は今週 の調査リポートで指摘。「より現実的な成長率として0.3%を見込むと して、2014年の赤字削減計画を政府が予定通り維持するためには少なく とも150億-160億ユーロの財源を見つける必要がある」と語った。

イタリア銀行(中央銀行)は先月、今年の経済成長率が0.2%との 見通しを示し、従来予測の3分の1以下に引き下げた。

原題:Italy’s Second-Quarter GDP Drops, Showing Country in Recession (抜粋) Italy Second Quarter Preliminary Gross Domestic Product (Table)(抜粋)

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