ドイツ:6月製造業受注、予想外の減少-地政学的リスク影響

ドイツでは6月の製造業受注がこの 3年近くで最大の落ち込みとなった。ロシアとの地政学的な緊張の高ま りが独経済に響き始めていることが示された。

独経済技術省が6日発表した製造業受注指数は前月比3.2%低下。 5月は1.6%低下に改定された。ブルームバーグ・ニュースがまとめた エコノミスト30人の予想中央値では、6月は0.9%上昇が見込まれてい た。6月実績は2011年9月以来の大幅低下。

発表によれば、輸出受注は前月比4.1%減少。ユーロ圏内からの受 注は10.4%落ち込んだ。国内受注は1.9%減。投資財は6.4%減、消費財 は0.4%減。基本財は1.6%増だった。

総受注は前年同月比で4.3%減、労働日数調整済みでは2.4%減。

経済技術省は「地政学的な情勢とリスクが何よりも、受注減少の原 因だ。従って、今後数カ月の製造業の拡大は小幅にとどまると予想され る」とコメントした。

ユーロは統計発表後に一時1ユーロ=1.3349ドルと、約9カ月ぶり 安値を付けた。

原題:German Factory Orders Slump as Geopolitical Risks Leave Mark (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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