豪鉄鉱石大手、米コネティカット州より広大な土地で牛を放牧

英・オーストラリア系リオ・ティン ト・グループは世界2位の鉄鉱石輸出企業だ。豪ウエスタンオーストラ リア州で最大の牛の飼育業者の1つでもある。米コネティカット州より 広大で2万5000頭を放牧できる牧場を保有している。

主に中国の需要拡大などにより世界の牛肉需要は急増している。一 方、鉄鉱石価格は下落すると予想されている。遊休地を利用して収入を 生み出す牛の放牧は、豪州の鉱山会社の補完事業として魅力が高まって いる。

豪州一の富豪女性、ジーナ・ラインハート氏が保有する鉱山会社ハ ンコック・プロスペクティングと、世界4位の鉄鉱石輸出企業、フォー テスキュー・メタルズ・グループの創業者で資産家のアンドルー・フォ レスト氏も畜産業界に参入している。

ジョイス豪農相は電話インタビューで「鉄鉱石は採掘し輸送しなけ ればならないのが問題だが、牛は勝手に動き回る」と指摘。鉱山会社に とっては「まさにもう一つのコモディティだ」と述べた。

豪州の食料・農業関連資産の1-6月(上期)の合併・買収(M& A)は、上期としては少なくとも過去12年で最も活況だった。ブルーム バーグが集計したデータによれば、今年発表されたM&Aは20件を超 え、総額は少なくとも26億米ドル(約2700億円)に上った。

原題:Iron Giants Graze Cows on Land Size of Connecticut: Commodities(抜粋)

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