「アジアのバフェット」謝氏、中国株は年内あと15%上昇へ

香港に本拠を置く投資会社バリュ ー・パートナーズ・グループ(恵理集団)の謝清海会長は、6年前の世 界的な金融危機の影響でバリュエーション(株価評価)が大きく低下し て以降で最も中国本土株に強気だ。

謝会長は上海総合指数が年末までにあと15%程度上昇すると予想。 習近平国家主席が進める汚職取り締まりは短期的には経済成長の足かせ となり得るが、国有企業の経営効率化や過剰債務の抑制に寄与するとみ ている。

アポロ・グローバル・マネジメントの陳競輝氏は、謝会長が長年、 割安株を発掘して投資してきたことを挙げて同会長を「アジアのウォー レン・バフェット」と呼んでいる。

バリュー・パートナーズが運用する「チャイナ・グリーンチップ・ ファンド」は過去5年間、年率13%のリターンを計上。ブルームバーグ が継続調査する同様のファンド134本を上回る運用成績を収めている。

謝会長(60)は2日の上海でのインタビューで、「中国の汚職対策 キャンペーンは本物だとみている。これは大いに投資家の背中を押すも のだ」と発言。汚職対策が中国の経済成長の質を改善し、投資家の信頼 を高めるとの認識を示し、「汚職によって得られるような成長は無駄な 成長だ。投資家は中国の成長率低下を受け入れる用意がある。恐ら く6.5%成長で良い」と語った。

同会長はまた、「私は極めて楽観的だ」とし、中国株式相場は「底 打ちし、6、7月に回復し始めた。この力強いパフォーマンスは始まり にすぎない可能性がある」と話した。

原題:China’s Top Stock Picker Sees 15% Rally on Graft Crackdown (2)(抜粋)

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