中国、メルセデスの上海事務所を立ち入り調査-独禁法関連で

中国の独占禁止法当局はドイツの自 動車メーカー、ダイムラーの高級車部門メルセデス・ベンツの上海事務 所に立ち入り調査を行った。

ダイムラーの広報担当(中国)、セノル・ベイラク氏は電子メール で、「当局の調査に協力していることをわれわれは確認している」とコ メントしたが、それ以上の言及は避けた。

事情に詳しい関係者は先月、中国国家発展改革委員会(発改委)が メルセデスに加え、独フォルクスワーゲン(VW)の高級車部門アウデ ィや独BMW、それに日本車メーカーがスペア部品の価格をつり上げて いないかどうかを調べるため、各社の事業慣行を調査していると述べて いた。

アウディの中国合弁会社は7月下旬、最大38%の価格引き下げを発 表。メルセデスも今月4日、9月から平均15%値下げする方針を明らか にした。

CSCインターナショナル・ホールディングスの韓偉琪アナリスト (上海在勤)は、メルセデスに対する調査の「タイミングには少し混乱 する」と話し、「恐らくメルセデスの値下げが当局の期待に沿う内容で はなかったのかもしれない」と指摘した。

上海報業集団傘下のメディア、界面は5日、発改委の独禁法部門か ら9人の調査員が上海にあるメルセデスの事務所を4日に予告なく訪 れ、従業員に対し質問したと伝えた。

原題:China Raids Mercedes Office in Shanghai in Antitrust Probe (1)(抜粋)

--取材協力:Alexandra Ho、Elisabeth Behrmann、Christoph Rauwald.

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