ロシア元石油王、母親の葬儀参列を断念-再出国できない恐れ

かつてロシアの石油王と呼ばれた石 油会社ユコスの元オーナーで、現在はスイス在住のミハイル・ホドルコ フスキー氏は、いったんロシアに入国すれば再出国を認められない恐れ があるとして、母親の葬儀に参列できない状況となっている。同氏の広 報担当者が明らかにした。

ホドルコフスキー氏の広報担当者、オルガ・ピスパネン氏は電話イ ンタビューで「彼はロシアに戻ることができない。再出国が許可されな いかもしれないからだ」と語った。

ピスパネン氏によると、ホドルコフスキー氏の母親マリーナ・ホド ルコフスカヤさんは3日、治療を受けていたベルリンで亡くなった。79 歳だった。11日にモスクワ郊外で埋葬される予定。ホドルコフスキー氏 (51)はロシアの刑務所で約10年間にわたって収監されていたが、母親 の病気を考慮した人道的理由で大統領から恩赦を与えられ、昨年12月に 釈放されている。

ロシア最高裁は今年1月、ホドルコフスキー氏とビジネスパートナ ーだったプラトン・レべデフ氏には引き続き170億ルーブル(約480億 円)の追徴課税の支払い義務があるとの判断を下した。ホドルコフスキ ー氏は、この課税訴訟を理由に再出国が許可されない恐れがあるためロ シアへの帰国を諦めた。レべデフ氏は今年初めに釈放されたものの、出 国は許可されていない。

原題:Khodorkovsky to Skip Mother’s Russian Funeral Over Legal Threat(抜粋)

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