米モルガンS:4-6月期利益を下方修正-訴訟和解で費用増加

米モルガン・スタンレーは住宅ロー ン関連訴訟での和解合意を受け、4-6月(第2四半期)の1株利益を 2セント下方修正した。同社はカリフォルニア司法当局から新たに制裁 金の支払いを求められる可能性も明らかにした。

モルガン・スタンレーは7月17日に決算を発表していた。今月5日 付の四半期届出書によると、同社は3件の集団訴訟を決着させるため7 月に暫定合意に達し、法務費用が5300万ドル(約54億円)膨らんだ。こ れに伴い4-6月期の1株利益は92セントとなる。

5日の届け出によると、カリフォルニア州司法当局は5月、カリフ ォルニア州職員退職年金基金(カルパース)に販売された住宅ローン担 保証券(MBS)をめぐりモルガン・スタンレーに制裁金を科す可能性 を示唆した。ただ司法当局の判断は暫定的なもので、同社はこの件につ いて反論していると説明した。

来年までにリターン拡大を目指すジェームズ・ゴーマン最高経営責 任者 (CEO)の下で、同社は金融危機前に販売されたMBSをめぐ る訴訟の和解を進めている。同社は今年、米証券取引委員会(SEC) や米連邦住宅金融局(FHFA)が指摘した問題に関し15億ドル強の支 払いに同意した。

新たな費用を加えつつ一部項目を除いた1株利益は58セントとなっ た。これはブルームバーグがまとめたアナリスト24人の予想平均(56セ ント)をなお上回る。

原題:Morgan Stanley Says Settlements Cut Second Quarter’s Profit (1)(抜粋)

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