米ディズニー:4-6月期利益は予想上回る-映画興収が好調

世界最大のエンターテインメント会 社、米ウォルト・ディズニーの4-6月(第3四半期)決算では、利益 がアナリスト予想を上回った。映画興行収入が好調だった。

5日の発表資料によると、純利益は22億5000万ドル(約2300億円、 1株当たり1.28ドル)と、前年同期の18億5000万ドル(同1.01ドル)か ら増加。ブルームバーグが集計したアナリスト28人の1株利益予想平均 (1.16ドル)を上回った。売上高は前年同期比7.7%増の125億ドルだっ た。アナリスト予想は121億ドル。

ボックス・オフィス・モジョによれば、同社傘下マーベル・スタジ オズ製作の「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」と「マ レフィセント」が同期のヒット作となったほか、同じくマーベルの「ガ ーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が先週末の北米映画興行収入ラン キングで9430万ドルを稼ぎ、初登場首位となった。8月公開の映画では 封切りの週末で過去最高額。

映画製作部門の営業利益は2倍強の4億1100万ドルと、同社5部門 で最大の伸びを記録。2013年のヒット作「アナと雪の女王」が引き続き 家庭用エンターテインメント部門や国際映画興行部門に利益をもたらし た。

マーベル映画関連商品の好調に支えられた消費者向け商品部門では 利益が25%増えて2億7300万ドル、売上高は16%増加した。

バークレイズのアナリスト、カナン・ベンカテーシュワラ氏は今回 の決算について、大部分の事業で好調だったと述べ、「放送メディア事 業はわれわれの予想とほぼ同水準だったものの、テーマパークや映画製 作、消費者関連商品、インタラクティブ事業が好調だった」と指摘し た。

利益の大部分を稼ぐテレビ部門の営業利益はほぼ横ばいの23億ド ル。スポーツ番組制作費用が増えた。ABC放送は増益となった一方 で、ESPNでのコスト増などが響き、ケーブルテレビ(CATV)事 業の利益は7%減少した。

テーマパーク部門の利益は23%増の8億4800万ドル。米国内のリゾ ート施設への来場者数やゲストの支出が増えた。入場料の値上げや今年 のイースター(復活祭)休暇が4-6月期にずれ込んだことも寄与し た。

原題:Disney Profit Tops Estimates as Films Spark Studio Gains (1)(抜粋)

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