ロシア旅行会社2社が経営破綻、対ロ制裁強化で需要減少

ロシアで旅行会社2社が経営破綻に 追い込まれた。ウクライナ問題をめぐる対ロシア制裁の影響でルーブル が下落し、国外旅行の需要が減少していることが背景にある。

モスクワに本社を置くラビリントは2日に業務を停止し、インテア も5日に停止した。ロシア連邦観光庁によれば、この影響でギリシャや トルコ、エジプトで約3万人が足止め状態となっている。

サフォノフ長官代理は5日、テレビ局ロシア24に対し、5500人の帰 国を手配し、さらに1万6000人を帰国させるように取り組んでいると語 った。ツアーの中止に加え、ロシア発のチャーター便36本も運航取りや めとなったという。

米国と欧州はロシアの当局者や実業家の渡航禁止のほか、個人・企 業資産を凍結。先週は金融機関やエネルギー会社、防衛企業も制裁対象 に加えた。国営航空会社アエロフロートは傘下の格安航空会社 (LCC)ドブロリョートの運航を停止した。欧州企業がリースやサー ビス、保険の契約を解消したためだ。

ロシアの内務省と国防省は職員に対し国外旅行を取りやめるように 勧告している。ルーブルはユーロに対し年初来で約6%下落。これはブ ルームバーグが調査対象とする新興市場24通貨の中で3番目に悪いパフ ォーマンス。

原題:Russian Tour Operators Go Bankrupt as Sanctions Crimp Demand(抜粋)

--取材協力:Anatoly Medetsky.

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