インド中銀:政策金利、3会合連続で据え置き-インフレ鈍化

インド準備銀行(中央銀行)は5日 の金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めた。3会合連続の据え 置き。消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化に加え、例年より降雨の少 ない雨季の影響で物価が上昇するリスクに対処してモディ政権が食料品 の在庫を放出するなどの措置を講じていることが背景にある。

ラジャン総裁率いる準備銀は同日、政策金利のレポ金利を8%に据 え置いたと発表した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想で は41人中39人が政策金利維持を予想、2人は7.75%への引き下げを見込 んでいた。

ラジャン総裁はこの日、「インフレ率は2015年初めには約8%に達 する可能性が高いが、中期的にディスインフレ的なプロセスが維持され ることが肝要だ」との声明を発表。「中期的なインフレ経路、特に16年 1月までにインフレ率6%を実現するという目標に関するリスクバラン スは依然として上方向であり、こうしたリスクが現実のものとなった場 合にそれを抑え込むための政策準備を講じることが正当化される」との 認識を示した。

6月のCPIは7.3%上昇と、2カ月連続で伸びが鈍化した。 DBS銀行のエコノミスト、ラディカ・ラオ氏(シンガポール在勤)は 電話取材に対し、「インフレが緩和したとの認識はあるが、性急な利下 げ期待を抑制しようとの狙いもある」と分析。「当社はインド中銀が今 年度中に利下げするとはみていない」と述べた。

原題:Rajan Holds Rates for Third Meeting as India Inflation Eases (1)(抜粋)

--取材協力:Manish Modi.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE