「陰惨な」ナイジェリアの戦争犯罪の証拠入手-アムネスティ

国際人権団体アムネスティ・インタ ーナショナルは、ナイジェリア北東部で政府軍とイスラム武装勢力が犯 した戦争犯罪に関するビデオ映像や画像、証言を入手したと発表した。

アムネスティが5日、電子メールで送付した資料によると、これら の「陰惨な」証拠の中には、喉を掻き切られ、ナイジェリア軍の兵士と 政府派の民兵と思われる男性たちによって集団墓地に投げ捨てられる人 々の画像が含まれている。村人約100人が殺害されたイスラム過激派武 装集団ボコ・ハラムによる攻撃の衝撃を示す画像もある。

アムネスティは「この衝撃的な新事実は、ナイジェリア北東部で人 間性が無視されていることをあらためて示す恐ろしい証拠だ。そこで は、紛争に関わっている全ての勢力が思うままに戦争犯罪を繰り返して いる」と指摘した。

ボコ・ハラムによる暴力行為は5年間にわたって続いており、ナイ ジェリアの治安部隊は鎮圧に苦戦している。ボコ・ハラムは地元のハウ サ語で「西洋の教育は罪」を意味する。アフリカ最大の人口を擁するナ イジェリアでイスラム法導入を目指すボコ・ハラムは、イスラム教徒が 多い北部と首都アブジャで爆弾や銃による攻撃を繰り返し、これまでに 数千人が殺害されている。

原題:Amnesty Says ‘Gruesome’ Nigerian Footage Evidence of War Crimes(抜粋)

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