きょうの国内市況(8月5日):株式、債券、為替市場

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●日本株は4日続落、先物主導で崩れる-リクシルや大成建安、中国も

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東京株式相場は4日続落、午後後半に先物主導で下げ幅を広げた。 決算内容を受けた個別銘柄の強弱が鮮明で、4-6月期減益にアナリス トがネガティブ評価を与えたLIXILグループが売られ、減益の大成 建設、横浜銀行も安い。為替市場で前週進んだ円安方向への動きも鈍 り、中国経済統計の悪化も重しだった。

TOPIXの終値は前日比12.66ポイント(1%)安の1263.53、下 落率は5月16日以来の大きさ。日経平均株価は154円19銭(1%)安の 1万5320円31銭。

損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの上野賢司シニア・イ ンベストメントマネジャーは、「方向性がはっきり出ている相場ではな い。好決算の銘柄は買われ、個別ではまちまち」と指摘。その上できょ うの下落は、経済統計が悪化した「中国の影響は確かにある」とした。

東証1部33業種は医薬品を除く32業種が下落。下落率上位には水 産・農林、その他金融、倉庫・運輸、機械、空運、保険、金属製品、建 設、ガラス・土石製品、鉄鋼などが並んだ。

東証1部の売買高は22億660万株、売買代金は1兆9894億円。値上 がり銘柄数は325、値下がりは1381。

●債券は続伸、10年入札順調や株安で買い優勢-先物は直近高値に迫る

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債券相場は続伸。きょう実施の10年債入札が順調な結果となったこ とや国内株式相場が午後に失速したことが買い手掛かりとなった。

長期国債先物市場で中心限月の9月物は3営業日続伸。前日比横ば いの145円99銭で始まり、いったん3銭安の145円96銭まで下落。その後 は水準を切り上げ、午後零時45分の入札結果発表後に一段高となり、一 時は146円08銭と、7月18日に付けた中心限月で昨年4月5日以来の高 値(146円09銭)に急接近。結局は7銭高の146円06銭で引けた。

日本相互証券によると、現物債市場で長期金利の指標となる新発10 年物国債の334回債利回りは横ばいの0.525%で開始。午後に入って徐々 に水準を切り下げ、1ベーシスポイント(bp)低い0.515%に低下した。 5年物の119回債利回りは横ばいの0.15%。20年物の149回債利回り は0.5bp低い1.385%、30年物の43回債利回りは1bp低い1.68%。

バークレイズ証券の福永顕人チーフ債券ストラテジストは、債券相 場について「10年債入札結果が強く、午後に一段高となっている。投資 家の買い目線が下がっていることが入札で確認できた」と説明した。 「6月の鉱工業生産の下振れなど、消費増税後の景気の落ち込みと地政 学リスクを受けた世界的な株安傾向がサポート要因」とも話した。

財務省が実施した表面利率0.6%の10年利付国債(334回債)の入札 結果によると、最低落札価格は100円72銭と市場予想を2銭上回った。 小さければ好調とされるテール(最低と平均落札価格の差)は1銭と前 回と同じ。投資家需要の強弱を示す応札倍率は4.29倍と4月以来の高水 準となった。

●ドル・円は102円台半ば、日本株安重し-米金利低下でドル高小休止

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東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=102円台半ばで上 値の重い展開となった。米国の早期利上げ観測の後退を背景とした米金 利低下や日本株の下落が重しとなった。

午後3時15分現在のドル・円相場は102円51銭前後。朝方は102円60 銭付近でもみ合っていたが、午後に日本株が下げ幅を拡大すると102 円46銭まで値を切り下げた。

IG証券の石川順一マーケットアナリストは、「雇用統計前までは 米利上げ期待が意識されてのドル高だったが、発表後はそれが一服し、 今週ドル高トレンドは小休止になるだろうとの見立てだ」と指摘。小売 売上高など来週中旬以降に発表される米経済指標を見極めるまで米金利 は上昇しにくいと考えると、「それまでは株式に振らされる展開にな る」と話した。

ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.34ドル台前半でのもみ合いが続 き、同時刻現在は1.3422ドル前後。ユーロ・円相場は1ユーロ=137円 台後半から一時137円52銭まで円が強含む場面が見られた。

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