自称「ベーコン中毒」米男性、高値でも食べずにはいられない

左のふくらはぎに豚とバーベキュー で料理した肉のタトゥーがあるブライアン・ポラックさんは、ベーコン が30年ぶりの高値に達したことから、自分でできることをして値上がり に対処している。自称「ベーコン中毒」のポラックさんは、コスト削減 のため自宅で加工処理をすることも多い。

「1日に少なくとも一切れ食べないといられない。食べるのを完全 にやめることはできないと思う」。米イリノイ州キャロルストリーム在 住で通信会社AT&Tでシニアプログラムマネジャーとして勤務するポ ラックさん(41)は電話インタビューでそう語る。

米国では昨年発生し30州に拡大した豚流行性下痢(PED)ウイル ス感染が原因で豚の供給が減少している。米政府のデータによれば、ベ ーコンの小売価格は今年に入って10%上昇し、6月には1ポンド当た り6.106ドルと、少なくとも1980年以来の高値に達した。米農務省によ ると、豚脇腹肉の卸売価格は2倍に上昇し、4月には過去最高値の 同2.0353ドルとなった。

ポラックさんら消費者は、豚肉の消費を控えていない。調査会社ニ ールセンによれば、米国の小売店のベーコン売上高は7月5日までの1 年間に11%増加し42億ドル(約4300億円)となった。これは2009-10年 の同期間と比較して40%多い。

食肉業界コンサルタント会社、パラゴン・エコノミクス(アイオワ 州)のスティーブ・マイアー社長は7月25日のインタビューで価格が8 月にピークに達する可能性があると指摘。「ベーコン需要への実害は全 くないと思う」と述べた。PEDウイルス感染の被害拡大により豚の食 肉処理が今月、約10.5%減少すると同社長は予想している。

原題:Baconholics Undeterred by 30-Year High Pig Prices: Commodities(抜粋)

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