個別銘柄:大成建やブラザー安い、いすゞ高い、ダイヘン急落

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

大成建設(1801):前日比5.9%安の563円。5日午後2時に発表し た4-6月営業利益は前年同期比56%減の15億8800万円だった。土木事 業の利益率悪化と開発事業の減収が響いた。

ブラザー工業(6448):6.8%安の1841円。4-6月営業利益は前 年同期比76%増の165億円だった。ただ、大和証券ではユーロ・円の為 替前提を円高方向で見直したことや、4-6月に低調だったネットワー ク・アンド・コンテンツ事業の利益見通しの引き下げから、今期営業利 益予想を若干減額。来期の株価収益率(PER)はセクター平均を上回 るなど、株価は好ファンダメンタルズを織り込んでいるとした。

LIXILグループ(5938):5.1%安の2350円。4日午後に発表 した4-6月決算について、クレディ・スイス証券では、売上高が増加 している局面での減益は業績動向の見通しにネガティブな印象と指摘。 住宅着工が3月から前年同月比で悪化しており、着工から同社売上高ま でのラグが半年程度あることを勘案すると、7-9月あたりから国内売 上高・利益の減少リスクが高まるとした。

いすゞ自動車(7202):3.2%高の731.1円。4-6月営業利益は前 年同期比17%減の372億円と、市場予想320億円を上回った。クレディ・ スイス証券では、同証予想310億円を上回り、ややポジティブと評価。 タイの販売は低迷したがアジアは想定より健闘した印象とした。

カルビー(2229):6.6%高の3395円。4-6月営業利益は前年同 期比28%増の58億6700万円だった。食品製造販売事業が好調で売り上げ が伸びた上、製造原価率も改善した。

楽天(4755):3.2%高の1325円。1-6月決算を発表し、このう ち4-6月営業利益は222億円(前年同期247億円)だった。野村証券で は4-6月決算は国内EC(電子商取引)流通総額が好調な伸び、海外 事業の赤字が縮小、カード事業の利益が成長、と良好だと評価。競合企 業の決算がさえなかっただけに、同社の相対的な好調さが目立つとし た。

日本ハム(2282):4.7%安の2215円。みずほ証券では、10-12月 からの業績停滞見通しや、カタリスト(触媒)とみてきた最高益更新が 株価に織り込まれつつあることから、投資判断を「買い」から「中立」 に引き下げた。

ヤマハ発動機(7272):3.7%高の1783円。5日午後1時30 分、2014年12月期営業利益予想を従来比11%増の830億円に上方修正す ると発表。同時に年間配当予想を従来の26円から29円に引き上げた。

ダイヘン(6622):11%安の396円。4-6月営業利益は前年同期 比27%減の6億3100万円となった。研究開発や市場開拓などでの先行投 資負担などが利益を押し下げた。電力機器事業は、前年同期にかけて急 拡大した太陽光発電用パワーコンディショナーの需要平準化で営業減益 だった。

アンリツ(6754):5.5%安の869円。野村証券では、4-6月の出 足の鈍さを勘案して15年3月期営業利益予想を170億円から156億円(会 社計画160億円)、来期を190億円から176億円へ減額。目標株価を1500 円から1350円へ引き下げた。一方、中期成長ストーリーの軸はぶれてい ないとし、投資判断は「買い」を継続。

不動テトラ(1813):5.6%高の206円。4-6月営業利益は約7億 円と前年同期比5倍になったようだ、と5日付の日本経済新聞朝刊が報 じた。主力の地盤改良工事で震災の復興関連中心に好採算案件が順調に 進んだという。7日の決算発表で上期予想を引き上げる可能性が高いと している。

リンナイ(5947):5.2%高の9790円。4-6月営業利益は前年同 期比50%増の67億円となり、市場予想である52億円を上回った。国内で 高付加価値商品の販売が増加したことなどが要因。

日本製鋼所(5631):8.6%安の403円。4-6月営業利益は前年同 期比69%減の3億8500万円だった。レーザーアニール装置の売り上げ減 少などが響いた。

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