米AIG:4-6月期は13%増益、市場予想上回る-株価上昇

米保険会社アメリカン・インターナ ショナル・グループ(AIG)の4-6月(第2四半期)決算は13%増 益となった。航空機リース部門の売却に伴う利益が寄与した。ロバー ト・ベンモシュ最高経営責任者(CEO)の下では最後の決算発表とな る。

4日の発表資料によると、純利益は30億7000万ドル(約3150億円、 1株当たり2.10ドル)と、前年同期の27億3000万ドル(同1.84ドル)か ら増加。一部の投資損益を除く営業利益は1株当たり1.25ドルで、ブル ームバーグがまとめたアナリスト24人の予想平均(1株当たり1.06セン ト)を上回った。

2009年にCEOに就任したベンモシュ氏(70)の下でAIGは米政 府から受けた公的資金の返済を完了したほか、同社が取り組む重点分野 を絞り、損害保険部門の業績改善に向け人員削減を実施した。損害保険 事業を統括してきたピーター・ハンコック氏(56)が9月1日付で CEOに就く。

AIGは航空機リース部門インターナショナル・リース・ファイナ ンス(ILFC)をエアキャップ・ホールディングスに売却することに 伴う税引き後利益を14億ドル計上した。AIGが政府による救済後に売 却した主要部門ではILFCが最後だった。

決算は米株式市場の通常取引終了後に発表された。AIGの株価は ニューヨーク時間午後4時38分(日本時間5日午前5時38分)現在、時 間外取引で2.4%高の53.93ドル。年初来では3.2%上昇している。

原題:AIG Beats Estimates in Benmosche’s Last Report; Shares Gain (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE