中国:シマンテックとカスペルスキーのソフトを排除-関係者

中国政府の物品調達機関がセキュリ ティー上の懸念を理由に米シマンテックとロシアのカスペルスキー・ラ ボのウイルス対策ソフトウエアの購入をやめるよう各省庁に最近通達し たことが、事情に詳しい関係者の話で分かった。

情報は非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれ ば、公安省はシマンテックのソフトはセキュリティーに関し脆弱(ぜい じゃく)性を抱えていると6月に通知しており、その後こうした製品の 購入排除が指示された。

同機関は購入を承認したソフトのリストからシマンテックとカスペ ルスキーのソフトを除外。同リストには奇虎360科技や金山軟件(キン グソフト)などウイルス対策ソフトを手掛ける中国企業の製品が含まれ ているという。

別の関係者によると、公安省は通知の中でシマンテックのデータ・ ロス・プリベンション(DLP)ソフトには外部からのアクセスを可能 にし得るバックドアを含めたリスクの高いセキュリティー上の抜け穴が 含まれていると指摘した。非公開情報だとして匿名を条件に語った。

シマンテックは「米国家安全保障局(NSA)や他のいかなる政府 機関のために、隠し機能やバックドアを当社の技術に付加してはいな い」と電子メールで表明。

カスペルスキーの広報(モスクワ)は電子メールで、この問題を調 査しており、中国当局と話し合っていると説明した上で、現時点での詳 細についての言及は時期尚早だとコメントした。

原題:China Said to Exclude Symantec, Kaspersky Lab Software (1) (抜粋)

--取材協力:Ilya Khrennikov.

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