英HSBC:CEOは15年回復見込む、年内利上げも-上期減益

欧州最大の銀行、英HSBCホール ディングスのスチュアート・ガリバー最高経営責任者(CEO)は4 日、同行の収入が2015年には増加するとの見通しを示した。英成長加速 と利上げが収入増につながるとみている。同日発表した14年1-6月 (上期)決算は前年同期比で12%の減益となった。

上期の税引き前利益は123億ドル(約1兆2610億円)と、前年同期 の141億ドルから減少。上期としては2009年以来で初めての減益となっ た。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト4人の予想平均 は129億ドルだった。収入は9.3%減の312億ドル。

ガリバーCEOは英政策金利が今年10-12月(第4四半期)に引き 上げられることもあり得るとし、同行収入には「プラスの意味を持つ」 と述べた。

記者団との電話会議で「15年には収入が改善すると見込んでいる」 とした上で、「改善は利上げから半年遅れになるだろう」と語った。

株価は0.9%高の635ペンスとなった。

ガリバーCEOは発表文で、「特に英国では堅調な回復が続く見込 みだ」と指摘した。中国については今年、予想よりも高成長になるとの 見方を示した。

上期のアジア事業の税引き前利益は15%減、欧州は18%減、中南米 は20%減だった。

証券部門のグローバル・バンキング・アンド・マーケッツの利益 は12%減の50億3000万ドル。最大の収益源の外為事業が振るわなかっ た。

--取材協力:Richard Partington.

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