【今日のチャート】米シェールブームでナイジェリア関係進化

米国のシェールオイルブームにより ナイジェリアにとって最大の原油輸出市場が失われた。そして今、アフ リカ一の経済大国であるナイジェリアは、自動車や工場の燃料を米国産 に頼っている。

今日のチャートは、米国のナイジェリア産原油輸入と、ガソリンや 灯油など米国産石油精製品のナイジェリア向け輸出がほぼ同量に近づい ていることを示す。米エネルギー省のデータによれば、米国の原油輸入 に占めるナイジェリア産の割合は2%未満と、2011年の7%から低下し ている。コンサルティング会社IHSによれば、13年のナイジェリアの 燃料輸入のうち米国産は半分以上を占めた。3年前は20%に届かなかっ た。

米国では数十年前に制定された法律に基づき、原油の大半の輸出が 禁止されている。米国の原油生産の急増に伴ってメキシコ湾岸の製油地 帯では割安な原料の調達が可能となり、原油を精製しガソリンなどの石 油製品を製造して輸出している。

IHSの石油アナリスト、ジェイミー・ウェブスター氏(ワシント ン在勤)は7月25日の電話インタビューで「ナイジェリアからの原油輸 入が減り、その代わりに米国産原油を精製し石油製品として輸出してい る。両国の関係は進化している」と指摘した。

原題:Biggest African Oil Nation Hooked on U.S. Fuel: Chart of the Day(抜粋)

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