ヘッジファンドの金買い越し、6月以降で最大の10%減

ヘッジファンドによる金相場上昇を 見込む買い越しは減少した。米経済成長率がアナリスト予想を上回った ためだ。週間ベースの金相場は過去1年間で最長の下落を示している。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、資産運用会 社による金の先物とオプションの買い越しは7月29日終了週に10%減少 し12万2092枚となった。減少率は6月以降で最大。週間ベースの金相場 は3週連続で下げ、2013年7月以降で最長の下落となっている。相場下 落などにより金に裏付けされた上場取引型金融商品(ETP)の価値は 約6億1000万ドル(約625億円)減少した。

米政府が7月30日に発表した米国の実質国内総生産(GDP、季節 調整済み、年率)速報値は前期比4%増だった。

マックイーン・ボール・アンド・アソシエーツの最高投資責任者 (CIO)として12億ドル相当の運用に携わるビル・シュルツ氏は1日 のインタビューで「米国の経済環境は穏やかとなり、インフレ率が上昇 する兆しもない。そのため、通常、金相場を押し上げる懸念要因が緩和 している」と指摘。「このような妥当な成長率が続けば、金相場は狭い レンジ内にとどまると思う」と述べた。

原題:Hedge Funds Cut Bullish Gold Wagers Most Since June: Commodities(抜粋)

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