ポルトガルのエスピリト・サント銀救済、劣後債保有者は損失

ポルトガル中央銀行による49億ユー ロ(約6750億円)規模のエスピリト・サント銀行(BES)救済は、劣 後債保有者に損失を強いる。損失の規模は現時点で推定が難しく、劣後 債価格は4日、一時過去最安値を付けた。

ポルトガル銀行(中銀)はBESの資産の大半と預金受け入れ事業 を接収し、新会社のノボ・バンコに移管。中銀の銀行破綻処理基金がノ ボ・バンコに資金を注入する。救済資金は財務省から借り入れ、将来的 にはノボ・バンコ売却によって返済する。当局が3日遅くに発表した。

優先債保有者と預金者は損失を免れるものの、劣後債保有者は納税 者よりも先に破綻銀行救済のコストを負担することが欧州連合(EU) 規則で求められている。中銀によれば、株主と劣後債保有者には最も問 題のある資産が残されることになる。問題資産にはエスピリト・サント のグループ企業向け融資やアンゴラ事業の持ち分が含まれる。

クレジットサイツのアナリスト、ジョン・レイモンド氏は「劣後債 の回収率がどうなるか誰にも分からない」と述べた。

原題:Banco Espirito Santo Junior Bonds Slide as Bailout Forces Losses(抜粋)

--取材協力:Katie Linsell.

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