イスラエル軍、7時間の停戦発表-ガザ南部への激しい攻撃後

イスラエル軍はパレスチナ自治区ガ ザの大部分を対象とする7時間の停戦を発表した。3日には同軍がガザ 南部に一段と激しい砲撃や空爆を行い、4週間に及ぶイスラム原理主義 組織ハマスとの戦闘の終結に向けた外交努力は頓挫した。

イスラエル軍は電子メールで配布した声明で、人道的な停戦は現地 時間4日午前10時から午後5時まで実施されると説明。同軍が現在展開 している地域を除くガザ全域が対象という。

ガザ南部では住民の防空施設にもなっている国連の学校がイスラエ ル軍の空爆を受け、パレスチナ人10人が死亡。国際社会の批判を招い た。

ベングリオン大学中東研究外交センター長のヨラム・メイタル氏は 「この暴力の連鎖は終わりに近づいていないようだ」と述べた上で、 「ハマスや米国、パレスチナ自治政府、エジプトなど多くが関与してい るが、どこもイスラエルと意見が一致しない」と指摘した。

イスラエルのネタニヤフ首相は2日のテレビ演説で、ロケット弾に よる攻撃の阻止やイスラエル攻撃用トンネルの破壊、ガザ地区との境界 の住民の平安を取り戻すといった目標を完全に達成するまで攻撃を続け ると述べた。同首相はまた、「衝突を最小限にとどめる」ため部隊を再 編成すると発言。作戦を開始した7月8日以来初めて軍事行動の縮小を 示唆した。

ガザの保健当局者によると、パレスチナ側の死者はこれまでに子 供400人を含む1800人強。一方、イスラエル側は民間人3人、兵士64人 が死亡している。

原題:Israel Announces 7-Hour Cease-Fire as Diplomatic Efforts Falters(抜粋)

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