中国株は今売るべきだ、上昇局面は近く終了へ-デマーク氏

中国株の指標である上海総合指数の 上昇局面は数日以内に終了し、その後は約10%下落する見通しだと、市 場のタイミングを測る指標を開発したトム・デマーク氏が指摘した。上 海総合指数は世界の主要株価指数の中で最大の上げを記録している。デ マーク氏は昨年も同指数のピークを予想していた。

上海総合指数は2223.33と、6月19日から9.9%上昇しているが、今 後は上げを消し、日中ベースの年初来安値である1974.38を割り込む見 通しだと、デマーク氏はブルームバーグ・ニュースからの質問に対し電 子メールで回答した。下落局面は約6カ月に及ぶ可能性があるという。

デマーク・アナリティクスの創業者である同氏は、「現在の上昇局 面での売りを勧める」と指摘。 「トレンドが味方になってくれるの は、トレンドが終了しそうになる時までだ」との見方を示した。

デマーク氏は昨年2月、上海総合指数の下落を予想。その翌日から 同指数の下げ局面が始まり、9カ月ぶり高値の2434.48から約20%値下 がりした。同指数の過去6週間のパフォーマンスは、新興市場・先進 国46カ国・地域の株価指数を上回っている。金融緩和や政府支出の加 速、製造業活動の拡大などの兆候が広がる中、中国の経済成長が持ち直 すとの観測が高まった。

原題:DeMark Says Sell Now After World’s Biggest Gain: China Overnight(抜粋)

--取材協力:Lu Wang.

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