アジア・太平洋株式サマリー:ハンセンH株反発-中・印株も上昇

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式市場でハンセン中国企業株(H株)指数は反発。約3週間 ぶりの大幅な下げとなった前週末から上昇に転じた。中国光大など金融 銘柄が高い。

中国光大(165 HK)は15%高。親会社の中国光大集団の株主構造を 改革する計画を手掛かりに買われた。第一上海投資(227 HK)は18%上 昇。政府が証券会社への規制を緩和するとの観測から証券株が高い。中 国中煤能源(1898 HK)が6.2%上げるなど、石炭株も値上がりした。

H株指数は前週末比1%高の11088.96で終了。1日は1.3%安と、 7月9日以来の大幅な下げだった。ハンセン指数は前週末比0.3%高 の24600.08。

KGIアジアのディレクター、ベン・クウォン氏は「資金フローは 依然としてアジア市場にとって好ましいものだ」と指摘。「香港株は既 にかなり買われ過ぎの状態となっており、先週末の下落は待望の調整だ った」と説明した。

【中国株式市況】

中国株式相場は8カ月ぶりの高値に上昇。金融株と商品銘柄が高 い。政府が国有企業改革を加速させるとの観測に加え、規制緩和で証券 会社の事業拡大に向けた資金をめぐる制約が減るとの見方が広がった。

中国光大銀行(601818 CH)は4.5%高、光大証券(601788 CH) は3.3%上昇。親会社の中国光大集団の株主構造を改革する計画を受け て買われた。

中信証券(600030 CH)と海通証券(600837 CH)も値上がり。中国 証券監督管理委員会(証監会)は証券会社のリスク管理に関する規制を 一部緩和する計画だと中国証券報が伝えた。

中国アルミ(チャルコ、601600 CH)や中国神華能源(601088 CH) など金属・石炭株も上昇した。

人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する上海総合指数は前 週末比1.7%高の2223.33と、昨年12月10日以来の高値で終了。上海、深 圳両証取のA株に連動しているCSI300指数は前週末比2%高。

華西証券の毛勝アナリストは「光大は目下の国有企業改革の好例で あり、改革加速に関するどんなニュースも株価押し上げにつながるだろ う」と指摘。「時折の調整は起きるかもしれないが、市場は上昇基調に ある」と述べた。

【インド株式市況】

指標のS&Pセンセックス指数は3営業日ぶりに上昇し、前週末比 1%高の25723.16で終了。インド準備銀行(中央銀行)の政策決定会合 を5日に控え、通貨ルピーは約3週間ぶりの大幅高となった。 *エンジニアリング会社ラーセン・アンド・トゥブロは1.7%、発電機メ ーカーのバーラト重電機は2.2%それぞれ上げた *ソフトウエア銘柄ではインフォシスが3.7%高、ウィプロが2.4%上昇* ルピーはドルに対し0.4%高の1ドル=60.9325ルピーと、先月11日以来 の大幅上昇

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比15.50ポイント(0.3%)安 の5540.88。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比7.32ポイント(0.4%)高の2080.42。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比63.68ポイント(0.7%)高の9330.19。