米シティ、ロシア資産を圧縮-制裁の影響拡大のリスク警戒

米銀の中で最も多くの支店をロシア で展開するシティグループは、ウクライナ問題をめぐるロシアへの制裁 が強化される中で、同国資産へのエクスポージャーを圧縮した。

1日に規制当局に提出された報告書によると、シティは4-6月 (第2四半期)にロシアへのエクスポージャーを5.3%減らし89億ドル (約9160億円)相当とした。

シティは届け出資料で「ロシアとウクライナで現在も安定が回復し ていない状況は、ロシア資産への投資家および、ロシア国内であるいは ロシア企業を相手方として事業を行う企業に懸念されている。現在発動 されているものや将来に追加される可能性のある制裁の影響を含め、ロ シアの貿易と投資に対する打撃がより広範に及ぶリスクがある」と説明 した。

制裁強化による景気減速や債権回収不能の事態が起きるリスクを懸 念し、米欧の銀行はロシアの顧客との取引を減らしている。バンク・オ ブ・アメリカ(BOA)もロシアの顧客への融資を1-6月に41%減ら し39億ドル相当とした。

原題:Citigroup Cuts Russia Assets as Sanctions Threaten Franchise(抜粋)

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