きょうの国内市況(8月1日):株式、債券、為替市場

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●日本株続落、欧米急落と市況安で輸出や金融、商社売り-決算失望も

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東京株式相場は続落。決算内容やアルゼンチンの債務問題などを背 景にした前日の欧米株急落、国際商品市況の下落が嫌気され、機械など 輸出関連株の一角、保険など金融株、商社や鉱業、海運株が売られた。 新光電気工業やオークマ、ヤフーが東証1部の下落率上位に並ぶなど、 決算失望銘柄も安い。

TOPIXの終値は前日比8.12ポイント(0.6%)安の1281.30、日 経平均株価は97円66銭(0.6%)安の1万5523円11銭。

ニッセイアセットマネジメントの久保功株式ストラテジストは、 「米国の景気指標は強く、きょうの雇用統計でも強い数字が出れば、利 上げ時期の前倒し懸念から米国株は調整気味の動きになりそう」と言 う。米国株が調整に入れば、「日本株も連れて調整してもおかしくな い」との見方を示した。

東証1部33業種は海運、金属製品、保険、その他金融、卸売、機 械、鉱業、パルプ・紙、ゴム製品など29業種が下落。ガラス・土石製品 や電気・ガス、水産・農林、空運の4業種は高い。売買代金上位では日 立製作所やアイフル、富士通、京セラ、クラリオン、楽天も下げた。コ ロプラやソニー、エプソン、マツダ、日東電工、ガイシ、TDKは上 昇。東証1部の売買高は22億4582万株、売買代金は2兆1712億円。値上 がり銘柄数は334、値下がりは1409。

●債券は反発、アルゼンチン債務懸念で内外株安支え-米雇用統計待ち

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債券相場は反発。アルゼンチンの利払い不履行などを背景にした世 界的な株安を受けて、買いが優勢となった。もっとも今晩の7月の米雇 用統計発表を控えて様子見姿勢も強く、上値は限定的だった。

長期国債先物市場で中心限月の9月物は前日比5銭高の145円97銭 で始まった後、一時は8銭高の146円ちょうどまで上昇し、2営業日ぶ りに146円台を回復した。その後は、上値が重く伸び悩み、午後に入っ て、1銭安の145円91銭まで値を下げる場面があった。結局、2銭高 の145円94銭で引けた。

ドイツ証券の山下周チーフ金利ストラテジストは、「海外株安を受 けて債券先物は反発スタートした」と説明。ただ、「欧米で株価が急落 してもドル安・円高とはならず、国内の金利低下の材料としては弱い。 売り方からの買い戻しが入った程度の動き」とも述べた。

日本相互証券によると、長期金利の指標となる新発10年物334回債 利回りは、前日比横ばいの0.53%で始まった後、同水準で推移してい る。また新発5年物119回債利回りは0.15%、新発20年物149回債利回り は1.39%と、それぞれ前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い水準で推 移している。

日本銀行が午前に実施した今月1回目となる総額5100億円の長期国 債買い入れオペでは、残存期間「1年以下」の応札倍率が前回よりも低 かった半面、「5年超10年以下」は高かった。

●ドル・円は102円台後半、米雇用統計や物価関連指標を見極め

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東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=102円台後半で推 移。この日の米国時間に雇用統計や物価関連指標の発表を控えて、値動 きは限定的となった。

午後3時10分現在のドル・円相場は102円95銭付近。102円96銭をド ルの上値に、値幅は23銭にとどまっている。前日の海外市場では一 時103円01銭まで水準を切り上げた。主要10通貨に対するドルの動きを 示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は海外で一時1022.97と、3 月20日以来の水準に上昇し、東京市場も1022台を維持している。

外為オンライン情報サービス室の佐藤正和顧問は、「ドル・円相場 は長いこう着状態から上抜けした感があり、ようやくドルが上方に動き 出したとの見方が増えている」と指摘。「少なくとも米雇用の増加幅 が20万人を割り込まない限りは、ドル売りにはつながりにくい」と言 い、重要指標が出そろって、米国市場の引けで103円台が維持されれ ば、「ますますドル買い・円売りに傾いていく可能性がある」とみる。

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