中国:7月の製造業PMI、約2年ぶり高水準-刺激策が奏功

中国当局がまとめた国内の製造業活 動を測る7月の指標が、ここ2年余りで最も高い水準となった。景気の 下支え策が打ち出される中で、景気回復が力強さを増しつつあることが 示された。

国家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した7月の製造業購買 担当者指数(PMI)は51.7と、6月の51.0から上昇するとともに、ブ ルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想中央値(51.4)も上回っ た。

英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが同日 発表した7月の中国製造業PMI改定値も51.7。1年半ぶりの高水準と なった。両PMIはいずれも50を上回ると製造業活動の拡大を示す。

みずほセキュリティーズアジアのアジア担当チーフエコノミスト、 沈建光氏(香港在勤)は電子メールで、鉄道や地下鉄など「主に当局の インフラ投資によって経済は明らかに改善しつつある」と指摘。その上 で、「製造業活動の回復は不動産の落ち込みに対応する上では十分でな いかもしれない」とし、7.5%前後という今年の経済成長率目標を達成 するため、当局は信用や財政・住宅政策を引き続き緩和すると予想し た。

7月のHSBC製造業PMIは先月24日発表の速報値では52.0、改 定値の予想中央値も52.0だった。6月の改定値は50.7。

統計局の製造業PMIデータでは生産を示す指数が54.2と、昨年11 月以来の高水準。新規受注は53.6で、2012年4月以来の高水準。輸出受 注は3カ月連続で上昇し、50.8と昨年3月以来の高水準となった。

原題:China Manufacturing Gauge Rises to Two-Year High on Stimulus (1)(抜粋)

--取材協力:Ailing Tan.

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