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【個別銘柄】ベネッセH安い、Jシステム急落、鳥貴族が上場

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

ベネッセホールディングス(9783):前日比4.9%安の4145円。顧 客情報約760万件の外部への漏えいが確認された、と9日に発表。クレ ジットカード情報の漏れは確認されていないとしたが、最大で約2070万 件の情報漏えいの可能性があり、信頼性低下による講座受講者数への影 響が懸念された。ベネッセ傘下で小中高生向け個別指導塾を展開する東 京個別指導学院(4745)も8.5%安の419円。東京個別指が同日発表した 3-5月期(第1四半期)営業損益は、8億5200万円の赤字だった。

ジャストシステム(4686):15%安の839円。ベネッセHの顧客情 報流出問題で、漏えい発覚のきっかけは教育関連事業を行うIT事業者 のダイレクトメールだった。これに関し共同通信は10日、ベネッセの情 報を流用したのはジャストシステムと報道。Jシステムは、中学生向け にタブレットPCを使った通信教育「スマイルゼミ」を展開している。 同社では取引終了間際にニュースリリースを公表、当社がベネッセから 流出した情報と認識した上で利用したという事実は一切ない、と一部の 報道内容に反論した。

機械株:三菱重工業(7011)が2.1%安の649円、コマツ(6301) が1.9%安の2310円、SMC(6273)は1.6%安の2万7255円。内閣府 が10日朝に発表した5月の国内機械受注は、民間設備投資の先行指標で ある「船舶・電力を除く民需」で前月比19.5%減の6853億円と、過去最 大の減少幅となった。市場予想の0.7%増から下振れ、減少も2カ月連 続。

日本写真印刷(7915):3.3%高の1636円。クレディ・スイス証券 は9日、同証による2015年3月期の営業利益予想を61億円から66億円 (会社計画50億円)、来期を87億円から92億円に増額した。タッチパネ ル製品の収益性改善などで、第1四半期の営業赤字は会社計画の25億 -30億円に対し20億円程度にとどまる、とみる。投資判断「中立」は継 続。

セプテーニ・ホールディングス(4293):7.9%高の1178円。三菱 UFJモルガン・スタンレー証券は9日、新規に投資判断を「アウトパ フォーム」、目標株価を1440円とした。フェイスブック向け広告に戦略 的に取り組み、売り上げが着実に伸びていると評価。同証による14年9 月期の営業利益予想を前期比53%増の24億4100万円と見込んだ。

マルエツ(8178):2.7%高の378円。3-5月期(第1四半期)の 連結営業利益は前年同期の約4倍となる11億5000万円前後になった公算 が大きい、と10日付の日本経済新聞朝刊が報道。生鮮品の品質を高めた ことで販売が好調だったという。

日本電線工業(5817):7.2%高の416円。15年2月期の営業利益見 通しを2億500万円から前期比36%増の2億6000万円に上方修正する、 と9日に発表。消費税増税前の駆け込み需要があり、4月以降の反動も 予想ほど大きくなかった。同社は防災用電線、計装・制御用ケーブルな どを展開。

ローツェ(6323):9.9%安の347円。3-5月期(第1四半期)の 連結営業損益は5700万円の赤字と、前年同期の1億8400万円の黒字から 悪化したと9日に発表。台湾の主要取引先向けウエハー搬送装置の受 注、販売が受注・納入時期見直しの影響で減少、韓国子会社の中国向け ディスプレー製造装置の新規納入も一段落した。

日本エンタープライズ(4829):7.1%安の262円。14年5月期の連 結営業利益は前の期比9.9%減の3億3500万円だった、と9日に発表。 コンテンツサービス、ソリューション事業とも売り上げを伸ばしたが、 ネイティブアプリの収益化へテレビCMやウェブプロモーションを行う など、広告宣伝費の増加が響いた。15年5月期営業利益は前期比24%増 の4億1500万円を計画。

日進工具(6157):9.1%高の2041円。9月末株主を対象に1株を 2株に分割する、と9日に発表。最低投資金額の低下に伴う新たな投資 家層の流入を見込む買いが入った。

大黒天物産(2791):2.1%高の2697円。14年5月期の連結営業利 益は前の期比8.1%増の50億1400万円で、従来想定の48億2500万円を上 回ったと9日に発表。8店の新規出店効果に加え、低価格戦略の徹底で 売り上げを伸ばした。15年5月期営業利益は前期比3.9%増の52億1000 万円を見込む。同社は岡山地盤の食品ディスカウントストア。

一六堂(3366):4.9%安の450円。3-5月期の連結純利益は前年 同期比27%減の8400万円だった、と9日に発表。「天地旬鮮八吉」など 和食居酒屋を中心とした売上高が0.3%増と微増にとどまる一方、営業 外収益の減少、法人税等の増加が影響した。

サマンサタバサジャパンリミテッド(7829):150円(21%)高 の873円でストップ高。15年2月期の連結営業利益計画を23億5000万円 から前期比73%増の31億6000万円に増額する、と9日に発表。新規店 舗、既存店の売り上げが堅調、消費税増税前の駆け込み需要も奏功し た。

エー・ピーカンパニー(3175):7.6%安の1957円。6月の既存店 売上高は前年同月比8.1%減だった、と9日に発表。前年水準割れは2 カ月連続で、減少率は5月の2.4%から拡大した。同社は東京都内を中 心に居酒屋「塚田農場」などを展開。

鳥貴族(3193):大阪・東京・名古屋を中心に280円均一の焼き鳥 屋チェーンを展開する同社が10日、ジャスダック市場に新規株式公開し た。公開価格の2800円に対し買い気配値を切り上げ、午後にようやく形 成した初値は2.2倍の6180円だった。14年7月期の営業利益計画は前期 比64%増の6億4400万円。終値は7180円と高値引け。

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