米国の上場投資信託(ETF)への 4-6月(第2四半期)の資金流入額は、世界最大の資金運用会社であ る米ブラックロックがどの競合企業より多かった。新興市場の回復が寄 与した。

ブルームバーグのデータによると、ブラックロックの「iシェアー ズ」商品への資金純流入額は推定181億ドル(約1兆8400億円)に達 し、1-3月(第1四半期)トップだったバンガード・グループ(181 億ドル)をわずかに上回った。新興市場を重視するiシェアーズのファ ンドには80億ドルが流入。このうち「iシェアーズMSCIエマージン グ・マーケットETF」が60億ドルを集めた。

米調査会社ETFドット・コムのデーブ・ナディグ最高投資責任者 (CIO)は電話取材に対し、「この多くは間違いなく機関投資家の資 金だ。米連邦準備制度理事会(FRB)のフォワードガイダンスを踏ま え、こうした投資家は新興市場にさらに深入りすることに安心感を強め ている」と述べた。

FRBが来年にかけて金利をゼロ近くに維持するとの見方が市場で 強まったほか、ロシアとウクライナをめぐる政治的な危機が落ち着きを 見せる中で、新興市場株は上昇した。

原題:BlackRock Retakes Lead in ETF Deposits on Emerging-Markets (1)(抜粋)

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