中国最大の電子商取引運営会社アリ ババ・グループ・ホールディングは上場先としてニューヨーク証券取引 所(NYSE)を選んだ。222年の歴史を誇るNYSEはテクノロジー 企業の誘致でも新たに強みを発揮している。

アリババの新規株式公開(IPO)は米国市場で過去最大規模とな る可能性があり、決定はNYSEと誘致合戦を繰り広げたナスダック・ ストック・マーケットにとって打撃となった。アリババが当局に26日提 出した届け出によると、ティッカー(銘柄コード)は「BABA」の予 定だ。

アリババがNYSEに上場すれば、同取引所で取引されるテクノロ ジー企業として3番目の規模となる。今年4月のアナリスト調査による と、アリババの推定時価総額は約1680億ドル(約17兆円)。ブルームバ ーグがまとめたデータによると、これはNYSEで取引されるテクノロ ジー企業の中ではIBMとオラクルに次ぐ規模。

「BABA」のティッカーは中国語で8に当たる「ba(バ)」を 重ねている。アリババ経営陣は数字の「8」を使うことを縁起が良いと 考えており、8月8日の上場を目指していると、事情に詳しい関係者が 明らかにしていた。ただ、IPO準備期間中の弱気相場や他の多くの要 因により上場が遅れ、9月にずれ込む可能性はあるとも述べている。

アリババは今年5月にIPOを申請。事情に詳しい関係者がこれま でに述べたところによると、同社は約12%相当の株式を売却する見込み だ。推定価値に基づけば、IPO規模は最大約200億ドルとなる可能性 がある。

原題:Alibaba Picks New York Stock Exchange to Host Largest U.S. IPO(抜粋)

--取材協力:Joseph Ciolli、Callie Bost.

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE