米アップルのサプライヤーが中国で 新型「iPhone(アイフォーン)」の量産を来月開始する。計画に 詳しい複数の関係者が明らかにした。

同関係者によると、既存の機種よりも画面の大きい2機種を生産す る。計画が公表されていないことを理由に匿名で語った。関係者2人に よれば、一つは4.7インチの機種で9月ごろに小売業者に出荷される可 能性がある。5.5インチの機種も生産の準備が行われており、同じ時期 に提供される見込みという。

アップルの現行機種「アイフォーン5s」の画面サイズは4イン チ。より大画面の新製品を準備しているのは、ライバルの韓国サムスン 電子や台湾の宏達国際電子(HTC)が最大で5.7インチのスマートフ ォンを発売しているためだ。フォレスター・リサーチの試算によると、 中国では大型画面の端末に需要が集まっており、2014年に販売されたア ンドロイドOS搭載端末の4割は5インチを超える画面サイズだった。

アップルの広報担当、ナタリー・ケリス氏はコメントを控えてい る。

関係者の1人によれば、新型アイフォーンは従来の機種に比べて一 段と丸みがあり薄型になる。5.5インチ型の生産は4.7インチ型に比べて 複雑であるため生産効率の低下を招いており、量産に向けて克服すべき 課題になっているという。

原題:Apple’s Larger IPhones Said to Start Mass Production Next Month(抜粋)