16日のインド株式相場は下落し、指 標のS&Pセンセックス指数は1週間ぶり安値を付けた。5月の卸売物 価指数(WPI)上昇率が5カ月ぶり高水準に達したことが要因で、こ の日は通貨ルピーが下げ幅を拡大したほか、国債も売られた。

アクシス銀行は2.5%下げ、12銘柄で構成される銀行株指数は2週 間ぶり低水準となった。自動車株の中ではマヒンドラ・アンド・マヒン ドラが最もきつい下げ。エンジニアリング会社ラーセン・アンド・トゥ ブロは続落し、2営業日の下げとしてはここ1カ月余りで最大となっ た。

ルピーは先月6日以来の安値を付けた。2023年償還債(表面利 率8.83%)の利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上 昇し8.65%と、2週間ぶりの高水準に達した。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前週末比37.69ポイント (0.2%)安の25190.48で終了。政府発表によれば、5月のWPIは前 年同月比6.01%上昇と、昨年12月以来の高い伸びとなった。

IDBIフェデラル・ライフ・インシュアランスのアニーシュ・ス リバスタバ最高投資責任者(CIO)は電話インタビューで、「インフ レ統計には失望させられた」とし、インフレ率は「石油値上がりや弱め のモンスーン予報を考えると、すぐに低下するとは思えない」と語っ た。

原題:Indian Stocks Drop With Rupee as Wholesale Inflation Accelerates(抜粋)

--取材協力:Manish Modi.

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE