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中国:一部銀行の預金準備率引き下げへ-景気下支えへ

中国国務院は30日、一部銀行を対象 に預金準備率を引き下げると発表した。世界2位の経済大国、中国の成 長下支えのための最新の措置となる。

国務院は同日、李克強首相が率いる定例会合の後に、政策当局は地 方の借り手や比較的規模の小さい企業に一定の融資を実施した銀行を対 象に預金準備率を「適切に」引き下げると発表した。それ以上の詳細に は触れなかった。国務院はまた、必要ならば政策を微調整するとし、穏 健(慎重)な金融政策を維持する意向をあらためて示した。

ブルームバーグが今月実施したエコノミスト調査によれば、中国の 今年の成長率は7.3%が予想され、これは1990年以来の低水準。李首相 は政府目標の7.5%成長を確実に達成しようと取り組んでおり、先週に は地方政府・当局に対し、成長安定への貢献を要請した。

中国社会科学院のエコノミスト、ツァン・ビン氏は電話で、今回の 発表は「政策当局者が景気減速を懸念していることを示すものだ」と述 べた上で「他方で中国政府は全面的な政策緩和は避けようとしている。 より必要性の高い経済の構造改革が危うくなるからだ」と語った。

国務院はまた30日の声明で、「比較的大きな」景気下降圧力に直面 するなかで、社会融資のコストを抑え、与信と社会融資の妥当な伸びを 維持していく考えを示した。

原題:China to Cut Reserve Requirement Ratio for Some Qualified Banks(抜粋)

--取材協力:Xin Zhou、Penny Peng.

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