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欧州株:ほぼ変わらず、米経済指標に注目-週間では7週続伸

30日の欧州株式相場は前日からほぼ 変わらず。米経済指標で製造業活動を示す指数が予想を上回った一方、 消費者信頼感は予想に届かなかった。指標のストックス欧州600指数は 週間ベースでは7週続伸となった。

フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルは2.2%安。ロシア部門が第 1四半期に減益となったと仏紙レゼコーが報じたことが売り材料。仏銀 BNPパリバは2.4%安。事情に詳しい関係者によれば、同行による制 裁対象国との違法取引に対する捜査の決着で、米当局は100億ドル強の 支払いをパリバに求めている。鉱山会社のリオ・ティントとBHPビリ トンも値下がりした。

ストックス欧州600指数は前日比0.1%安の344.24で終了。前週末比 では0.7%上昇。月初来の上昇率は1.9%となった。欧州中央銀行 (ECB)のドラギ総裁が、必要ならば6月に緩和拡大を辞さない方針 を示したことが背景にある。

ハーグリーブズ・ランズダウン(ロンドン)の株式部門責任者、リ チャード・ハンター氏は「限られたデータで商いが薄かったものの、世 界の株式相場にとって総じてポジティブな週だった」と指摘。「投資家 らは直接的な起爆剤となり得る新たな材料を探しているが、その間にも 改善しつつある米経済や、特にECBが来週に追加刺激策を講じるとの 期待が状況をやや明るくしている」と語った。

5月の米シカゴ地区製造業景況指数は65.5と、前月の63から上昇し た。エコノミスト予想の中央値は61だった。同指数は50が製造業活動の 拡大と縮小の境目を示す。5月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学 消費者マインド指数(確定値)は81.9と、前月の84.1から低下。エコノ ミスト予想中央値は82.5。速報値は81.8だった。

30日の西欧市場では17カ国中8カ国で主要株価指数が下落。仏 CAC40指数は0.2%、英FTSE100指数は0.4%それぞれ下げた。デ ンマーク市場は祝日のため休場。

原題:European Stocks Are Little Changed, Posting Seventh Weekly Gain(抜粋)

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