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きょうの国内市況(5月30日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX小幅に7日続伸、輸出や電力堅調-出遅れと週末売り交錯

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東京株式相場は、TOPIXが小幅に7日続伸。連騰への警戒、週 末を前に持ち高整理の売りが上値を抑える半面、高値更新の続く米国株 に対する出遅れ修正、国内政策期待などから底堅かった。ゴム製品や輸 送用機器など輸出関連株の一角、電力や情報・通信株が上昇。パルプ・ 紙や非鉄金属株は安い。

TOPIXの終値は前日比0.73ポイント(0.1%)高の1201.41、日 経平均株価は49円34銭(0.3%)安の1万4632円38銭と7日ぶりに反落 した。

大和住銀投信投資顧問の門司総一郎チーフストラテジストは、「今 まで見過ごしていた好材料に目が向かっている。消費税増税後の景気は 想定範囲内、増配や自社株買いを発表する企業も増え、今までも米国株 に比べ出遅れていたが、あらためて気付いた」と指摘。そうした背景の 底流には、21日の日本銀行の金融政策決定会合以降、「追加緩和がない ことが悪材料にならなくなった」点があるという。

東証1部33業種はゴム製品、電気・ガス、情報・通信、石油・石炭 製品、輸送用機器、保険、その他製品、サービス、機械、繊維など14業 種が上昇。紙パ、非鉄、証券・商品先物取引、ガラス・土石製品、その 他金融、金属製品、海運、倉庫・運輸、小売など19業種は安い。

東証1部の売買高は27億7775万株、売買代金は2兆3747億円。代金 は4月11日(2兆4143億円)以来の高水準に膨らんだ。値上がり銘柄数 は815、値下がりは834。

●超長期債が安い、米債安や日銀オペの減額観測重し-株軟化が下支え

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債券市場では超長期債が安い。前日に米国債相場が下落したことに 加えて、日本銀行の国債買い入れ運用見直しで超長期ゾーンが減額され るとの観測が重しとなった。半面、国内株価の軟化が先物をはじめ相場 全体を下支えした。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは横ばいの0.575%で始まった。午後に入ると0.5ベーシスポイン ト(bp)低下の0.57%に低下。いったんは0.575%に戻したが、再 び0.57%。前日には0.56%と昨年5月2日以来の低水準を記録した。

20年物の148回債利回りは一時1bp高い1.445%に上昇。午後3時す ぎからは1.44%で取引されている。30年物の42回債利回りは1.5bp高 い1.685%まで上昇した。

野村証券の松沢中チーフストラテジストは、海外金利低下の一服や 日本銀行の買いオペ運用見直し、来週の10年債と30年債入札への準備な どが弱気材料だと指摘。「きのう10年債利回りが0.56%を付けており、 ここから上値を追いかけていくには、ドル安、株安に伴い日銀追加緩和 の期待が膨らんでくることが必要で、米雇用統計が下振れないとその流 れは生まれないだろう」と言う。

日銀がきょう実施した長期国債買い入れオペ3本(総額は9000億円 程度)の結果によると、残存期間「1年超3年以下」と「3年超5年以 下」の応札倍率が前回より低下した。一方、「5年超10年以下」はやや 上昇した。

●円上昇、物価上昇ペースは日銀既定路線との見方-対ドル101円半ば

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東京外国為替市場では、円が上昇。日本の消費者物価指数 (CPI)の上昇ペースは、日本銀行の既定路線で推移しているとの見 方を背景に、追加緩和期待が後退し、円買いがやや優勢となった。

午後3時15分現在のドル・円相場は1ドル=101円59銭前後。円は 朝方に付けた101円79銭を下値に一時101円49銭まで水準を切り上げた。 前日の海外市場では、米長期金利の大幅低下を背景に一時101円43銭を 付け、5営業日ぶりの水準までドル安・円高が進んでいた。

マネースクウェア・ジャパン市場調査室の山岸永幸シニアアナリス トは、CPIの結果はおおむね市場の予想通りだったと指摘。「日銀の 既定路線通りということなので、足元の金融政策を変える必要がないと 判断されてしまう」と言い、目先の円高につながっていると説明した。

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