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任天堂:マリオとベンツがCM共演、キャラクター使い収益拡大

ゲーム機世界最大手、任天堂の人気 キャラクター、スーパーマリオを使ったメルセデス・ベンツ日本のテレ ビコマーシャル(CM)の放映が30日、始まった。キャラクターを使っ た任天堂の収益強化策の第1弾となる。

CMは日本国内向けで、ベンツのスポーツ型多目的車(SUV)の もの。このほか、同社のプレスリリースによれば、29日発売された据え 置き型ゲーム機WiiU向けのゲーム「マリオカート8」に同SUVが 登場し、今夏から無料配信される。マリオカートシリーズに実在するモ デルが登場するのは初めて。

スマートフォン(スマホ)向けゲームの影響で業界構造が変化する 中、任天堂は新たな収益源を模索しており、岩田聡社長は1月、スーパ ーマリオなどを使ったキャラクタービジネスを拡大する意向を示してい た。任天堂はマリオやゼルダなど、同社のゲームから生まれた人気キャ ラクターを持つ。

東海東京調査センターの角田佑介アナリストは、CMについて、 「露出機会が拡大する」と評価。任天堂の狙いはライセンス料ではなく 「プロモーション効果」と話した。

CMは、ゲーム画面でマリオが自動車に乗り、敵を倒してステージ を攻略する。実写版のマリオが荒野で自動車から降りる場面もある。メ ルセデス・ベンツ日本のウェブサイトからも視聴が可能だ。

海外展開も

任天堂はマリオカート8で、不振のUの販売増を狙っている。任天 堂広報担当の皆川恭広氏はブルームバーグ・ニュースの取材に、CMが 「ゲームファン以外にもマリオというキャラクターに興味を持ってもら う効果がある」と説明。同様の取り組みを海外にも拡大していく、と話 した。ライセンス料については、コメントしなかった。

キャラクターの活用をめぐっては、任天堂はUや携帯ゲーム機3 DSと連動するキャラクターフィギュア(人形)を販売することを発表 している。フィギュアは近距離無線通信(NFC)機能を持ち、ゲーム データを入力することで、 ユーザー独自のキャラクターを育成するこ とが可能だ。

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