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1-3月米GDP改定値:前期比1%減-3年ぶりマイナス

1-3月(第1四半期)の米実質国 内総生産(GDP)改定値は速報値から下方修正され、3年ぶりにマイ ナス成長となった。

米商務省が29日発表した第1四半期の実質GDP(季節調整済み、 年率)改定値は前期比1%減と、速報値の0.1%増から下方修正され た。減少率は、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予 想中央値(0.5%減)を上回った。前回GDPが減少したのは2011年1 -3月。

ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライアン・ スウィート氏は「良いニュースといえるのは、第1四半期が終わったこ とだ。米経済にとっては厳しい四半期だった」と指摘。「今回のGDP 減少についてはそれほど心配していない。大半は建設投資の減少と在庫 の伸び鈍化が影響した」と続けた。

在庫投資は490億ドルと、前期の1117億ドルを下回った。在庫の GDP寄与度はマイナス1.62ポイントと、2012年第4四半期以降で最大 のマイナス。

企業の設備投資は1.6%減少。構築物は7.5%減と、1年ぶりの大幅 なマイナス。機器は3.1%減で12年7-9月(第3四半期)以降で最大 の減少となった。

個人消費は上方修正

経済全体の約7割を占める個人消費は3.1%増と、速報値(3% 増)から若干の上方修正となった。個人消費のGDP寄与度は2.1ポイ ント。

今回の個人消費の増加は、サービス消費の伸び加速が反映された。 一方で耐久財や非耐久財の伸びは減速した。経済成長に拍車をかけるに は雇用と所得の伸び加速が不可欠なことが浮き彫りとなった。

改定値で初めて発表される企業利益は前期比9.8%減。前年同期比 では3%減となった。

輸出は6%減となった一方、輸入は増加。純輸出のGDP寄与度は マイナス0.95ポイントと、10年4-6月(第2四半期)以降で最大のマ イナスとなった。

個人消費支出(PCE)価格指数は、食品とエネルギーを除いたコ アベースで年率1.2%上昇。前期は1.3%上昇だった。

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原題:Economy Shrank Early This Year for First Time Since 2011 (2)(抜粋)

--取材協力:Ainhoa Goyeneche.

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