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きょうの国内市況(5月29日):株式、債券、為替市場

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●日本株は6日続伸、水産や紙パ、輸出高い-出遅れと連騰警戒が交錯

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東京株式相場は小幅ながら6日続伸。欧米株式に対する日本株の出 遅れ、割安感を評価する買いが入った 一方、直近の急ピッチの上昇を 警戒する売りが上値を抑えた。一部アナリストが投資判断を上げた日本 水産を中心に、水産株が上昇。パルプ・紙株も買われ、輸送用機器やゴ ム製品など輸出関連株も高い。

TOPIXの終値は前日比2.51ポイント(0.2%)高の1200.68とな り、終値で4月4日以来の1200ポイントを回復。日経平均株価は10円77 銭(0.1%)高の1万4681円72銭。

ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長は、「短期的に 戻りを試す展開。個別でも、為替の割に自動車などの堅調さが目立つ」 と指摘。国内企業の今期業績計画は横ばいが多いものの、「日本株に出 遅れ感が出ている。足元は先高観を感じる市場」との認識を示した。

東証1部33業種は水産・農林、紙パ、輸送用機器、ゴム製品、その 他金融、石油・石炭製品、証券・商品先物取引、サービス、精密機器な ど23業種が上昇。非鉄金属や鉱業、繊維、不動産、医薬品、卸売、化 学、電気・ガス、小売、倉庫・運輸の10業種は安い。

売買代金上位では、SMBC日興証券が投資判断を「アウトパフォ ーム」に上げた日水が急伸。ケネディクスやシャープ、日産自動車、日 本電産、クボタ、鹿島、ロームも高い。中期経営計画が好感されたサニ ックスも大幅高。これに対しソニー、三井物産、三井住友トラスト・ホ ールディングス、住友金属鉱山、大塚ホールディングスは安い。

東証1部の売買高は18億9111万株、売買代金は1兆6273億円。値上 がり銘柄数は805、値下がりは829。

●債券は続伸、長期金利1年1カ月ぶり低水準-米金利低下や需給良好

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債券相場は続伸。前日の米国債市場で10年債利回りが大幅低下した ことや需給環境の良さを背景とする買いが優勢となった。長期金利は一 時約1年1カ月ぶりの水準に低下し、先物は昨年4月以来の高値に達し た。

長期国債先物市場で中心限月の6月物は前日比9銭高の145円46銭 で始まった。その後はじり高となり、午前の取引終了前には145円64銭 と中心限月で2013年4月5日以来の高値を記録した。午後に入ると高値 警戒感からやや伸び悩んだが、結局は13銭高の145円50銭で引けた。

JPモルガン証券の山脇貴史チーフ債券ストラテジストは、「米長 期金利が2.5%を割り込んできた。マクロ経済の見方が大きく変わった わけではないが、当面は2.5%近辺で推移するとの見方が強まってお り、円債市場にも買い戻しが入っている」と述べた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.57%で開始。その後も徐々に 水準を切り下げ、一時は0.56%と昨年5月2日以来の低水準を付けた。 その後は再び0.57%。5年物の117回債利回りは横ばいの0.175%。

財務省が実施した表面利率(クーポン)0.1%の2年利付国債(341 回債)の入札結果によると、最低落札価格は100円02銭5厘と事前予想 と一致した。小さければ好調とされるテール(最低と平均落札価格の 差)は1厘と前回のゼロからやや拡大。投資家需要の強弱を示す応札倍 率は6.20倍と前回の5.90倍から上昇した。

●円がじり高、欧米金利低下で買い圧力-ECBの追加緩和見極め

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東京外国為替市場では円がじり高で推移した。米国や欧州の金利低 下を受け、円に対する買い圧力が根強く残った。

円は対ドルで早朝に付けた1ドル=101円85銭前後から一時101円65 銭まで上昇。前日の海外市場で付けた23日以来の円高値にあと1銭と迫 り、その後も同水準付近で推移した。午後3時21分現在は101円71銭前 後だ。

大和証券の亀岡裕次チーフ為替ストラテジストは、「基本的に米金 利の低下もどちらかというと欧州要因で下げている部分が大きい」と言 い、ECB(欧州中央銀行)の追加緩和観測の影響を受けるのも「あと わずかだろう」と指摘。海外金利が下げ止まってくれば、円高圧力も弱 まるとの見方を示した。

ユーロ・円相場は1ユーロ=138円台半ばから一時138円22銭まで円 買いが進み、先週付けた2月6日以来の円高値(138円15銭)に接近。 同時刻現在は138円37銭前後となっている。一方、ユーロ・ドル相場は 前日の海外市場で付けた3カ月半ぶりユーロ安・ドル高水準(1.3589ド ル)付近から1.3610ドルまで値を戻す場面があった。

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