フィリピン:1-3月GDPは前年同期比5.7%増-予想下回る

フィリピンの1-3月(第1四半 期)経済成長率は、9四半期ぶりに6%を下回った。フィリピン中央銀 行は政策金利を過去最低水準に据え置く余地が生まれた。

フィリピン統計機構(PSA)が29日発表した1-3月の国内総生 産(GDP)は前年同期比5.7%増加。ブルームバーグ・ニュースがま とめたエコノミスト22人の予想中央値は6.4%増だった。昨年10-12月 (第4四半期)GDPは6.3%増に改定された。

フィリピン中銀のテタンコ総裁は今月、新興市場経済は欧米の金融 政策のほか、日本や中国のまだら模様の成長など新たなボラティリティ (変動性)の波に見舞われていると指摘。アキノ大統領は今年7.5%成 長を目指しており、政府は外資によるインフラ整備の加速を認める可能 性がある。

フィリピン・アイランズ銀行のエコノミスト、エミリオ・ネリ氏 (マニラ在勤)は統計発表前に、「期待外れのGDP統計となれば中銀 は利上げ時期を先送りするかもしれない」と指摘。「政府は一層の努力 を払いインフラプロジェクトを加速する必要がある」と述べた。

原題:Philippine First-Quarter Growth Eases to 5.7%, Missing Estimates(抜粋)

--取材協力:Joel Guinto、Clarissa Batino、Michael J. Munoz.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE