世界人口3分の1が肥満か太り過ぎ、先進・途上国両方で増加

世界人口のほぼ3分の1に当たる 約21億人が昨年、肥満か太り過ぎの状態だったとの推計が、183カ国の データの調査で示された。

医学誌ランセットに29日掲載された分析結果によると、肥満か太り 過ぎの人の数は1980年の約8億5700万人からほぼ3倍に増加。これらの 人々のうち最大の割合を占めたのは米国で約13%、これに続く中国とイ ンドは合わせて15%だった。調査は慈善団体ビル・アンド・メリンダ・ ゲイツ財団が出資して実施された。

調査報告の執筆者で米ワシントン大学(シアトル)の保健指標評価 研究所ディレクター、クリストファー・マレー氏は電子メールで「肥満 か太り過ぎの人の割合を低下させる取り組みが大幅に進展した国は1980 年以降、皆無だ」と指摘。「肥満は、先進国と途上国の両方で大幅に増 加している」と述べた。同氏によると、太り過ぎを原因とする疾患など で世界で約340万人が死亡したと推計されている。

原題:One-Third of People Worldwide Are Obese or Overweight in Study(抜粋)

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