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4月の小売売上高、過去14年間で最大の減少-消費税増税響く

4月の小売売上高は少なくとも過 去14年間で最大の減少となった。1997年以来の消費税率引き上げが響い た。

経済産業省が29日発表した4月の小売売上高は前月比13.7%減。ブ ルームバーグ・ニュースによる予想中央値は11.7%減だった。

4月から消費税率が5%から8%に引き上げられたことが直撃した 形で、落ち込みが予想されている4-6月の経済に対し安倍晋三政権が どのような政策を進めていくのかという課題が浮き彫りになった。

伊藤忠経済研究所の丸山義正主任研究員は「政府や日銀が言ってい る反動減が想定の範囲内というのは楽観的過ぎる。今日の数字はそれを 示唆している」と語った。

4-6月の国内総生産(GDP)は前期比年率で3.4%減が予想さ れている。1-3月は5.9%増だった。企業の設備投資や消費者態度指 数からは、景気の落ち込みが一時的であることが示唆されている。

設備投資の先行指標とされる機械受注は3月に96年以来の高い伸び を示した。企業は4-6月も増やす計画だ。内閣府が発表した4月の景 気ウオッチャー調査によると、先行き判断DIは過去最高の上昇率を示 した。

キャピタル・エコノミクスの日本担当エコノミスト、マーセル・テ ィエリアント氏(シンガポール在住)は電子メールで、「家計支出は今 年下半期に再び増加するだろう」との予想を示した。

原題:Japan Retail Sales Fall at Record Pace After Tax Increase (2)(抜粋)

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