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コナミ:国内カジノ投資で数社と協議、提携先模索-運営も視野

ゲーム機器やソフトを製作するコナ ミが、日本国内でのカジノ投資計画で数社と協議していることが分かっ た。同社はカジノ運営の米ラスベガス・サンズやMGMリゾーツ・イン ターナショナルなどに機器を供給しているが、こうした取引先も視野に 提携先を探していく方針だ。

米子会社コナミ・ゲーミングの坂本哲最高経営責任者(CEO) は、カジノ運営に参入する「準備のためにはそろそろ動き出さないとい けない」と28日、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで述べ た。コナミ・ゲーミングはラスベガスを拠点にスロットマシーンなどの 製造・販売を手掛けており、坂本氏はコナミが設立予定の国内のカジノ 施設に投資するための子会社の社長に就任予定。

日本国内でのカジノ解禁を含めた特定複合観光施設(IR)を整備 するための推進法案は、自民党議員らが昨年12月に国会に提出。今年秋 の臨時国会での成立の可能性が指摘されている。投資銀行CLSAは2 月のリポートで、合法化された場合、日本のカジノ市場は年間400億ド ル(約4兆円)を創出するとの見通しを示している。

コナミはこれまでカジノ関連では海外でスロットマシーンなどの機 器の製造や販売を手掛けるにとどまってきたが、坂本氏によると、国内 で投資子会社を設立することで運営にも乗り出す可能性があるという。 同社は28日、カジノ法案の国会通過後に国内投資子会社コナミゲーミン グジャパンを設立する方針を発表した

コナミの14年3月期のカジノ事業売上高は前期比27%増の316億 円。会社全体の約15%だが、増収率では部門別2位の遊戯機事業の7% 増を大きく引き離す。坂本氏は、国内で新たに始まる巨大市場であるカ ジノに投資することは、同社事業ポートフォリオにとって「転換点にな る可能性がある」と述べた。

--取材協力:野原良明.

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